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ビルドの日々

断熱材

こんにちは

コーディネーターのIです

今日は、断熱材に関する記事を読みましたので、紹介します

日本では、2013年に住宅の省エネルギー基準が改正され、2020年までに全ての新築建築物に「次世代省エネルギー基準」を満たした断熱化が義務付けられてます

ただこの次世代省エネルギー基準、そもそも欧米基準の最低レベルであることは、国内ではあまり知られていない事実

業界で働いていないと世界との差はわかりませんよね。。。

一方ヨーロッパでは、2020年に暖房設備を使わない住宅を義務化しようとする動きも出ており、日本の断熱化は大きく遅れをとっているということです

要因としては、日本の経済評価が土地主体で考えられているのに対し、欧米では家そのものに価値があることが関係しているようです

日本の一戸建ては30年で価値がゼロになると言われており、住み始めた直後に20%、10年で半値になり、そこから20年ほどかけて除々に価値ゼロに近づいていく傾向があり

一方ヨーロッパでは、家は住み継いで価値を高めていくという考えがあるため、断熱という初期投資で住宅の価値を保っているそうです

日本は断熱レベルは低いまま局所暖房で部屋を温めますが、それでは電気代もかかるし、ヒートショックで生命の危機もあります

現在、ZEHの仕様検討に当たっているので、様々な情報をまとめて、検討していきたいと思います