三角のアレ(実は重要なもの)
こんにちは、CADオペです。
来週の今日は新元号が発表されていますね。
次のブログは新元号の話をしていると思います( ´O` )
さて今回は、ビルにある赤色の三角のアレについてです。
三角のアレとは
消防隊進入口のことです!(非常用進入口とも言います)
消防隊進入口は火災などの緊急時に、消防隊が救出や消火する際に
このマークがある窓を破って進入してくださいというマークです。
消防隊進入口の設置は、建築基準法で制定されています。
第百二十六条の六
建築物の高さ三十一メートル以下の部分にある三階以上の階(不燃性の物品の保管その他これと同等以上に火災の発生のおそれの少ない用途に供する階又は国土交通大臣が定める特別の理由により屋外からの進入を防止する必要がある階で、その直上階又は直下階から進入することができるものを除く。)には、非常用の進入口を設けなければならない。
このマークは条例で、一辺が20cmの正三角形でなければならない、という決まりがあります。
消防隊進入口、非常用進入口が免除される場合もあります。
それは、代用進入口があることです。
消防隊進入口、非常用進入口と同様に高さ31m以下の3階以上というのは変わりません。
3階建ての一戸建てにも代用進入口が必要になり、道路幅が4m以上のときに道路側に
直径1m 以上の円が内接する事が出来る開口部、又は、その幅が 75㎝以上及び高さが 1.2m 以上の開口部が必要になります。
言っていることは少し難しいですが、ざっくり言うと、とても重要!ということです!
変なところに窓があるな~と思ってら、もしかして代用進入口なのかな?と
思って周りを見ると面白いかもしれません。